Toreru Media が目指すもの2021 ~今年はブランド、掘り下げます!

「知財を身近にするメディア」をキャッチフレーズに、2020年5月よりスタートした本 Toreru Media 。おかげさまで多くの方々に読んでいただき、1万PVを超える記事も誕生しました。改めて御礼申し上げます。

そこで今回は、2021年1発目の記事として、「今年取り組むテーマ」のマニュフェストを編集部からしたいと思います!

・・・いわば自身を追い詰めていくスタイルですが、新年は気が大きくなるもの。ジャンル別に「おすすめ記事」の紹介もありますので、よろしければしばし、お付き合いください。

1、なんで特許事務所がWebメディアをやってるの?

ときどき質問を頂きますので、あらためて Toreru Media の成り立ちを。

 

商標クラウド登録サービス Toreru は、2014年に代表弁理士の宮崎が、「これまで知財に敷居が高かった人も気軽に商標を取れるようにしたい」という思いで開発しました。

最初は不安もありましたが、実際に Toreru のサービスを開始すると、スタートアップ企業、中小企業、そして個人事業主と今まで商標を出願されたことがない方にも広く利用頂き、おかげさまで、2019年には公開商標公報の代理件数(国内)で1位も達成することができました。

商標クラウドサービス Toreru が国内商標の代理件数で日本一に!

ただ、 Toreru を運営していて感じることは、「知財の面白さや価値が、世の中にまだまだ伝わっていない」ことです。

知財で保護される発明には、新しい発想や技術が詰まっていますし、商標はネーミングの妙、ブランドストーリー、サービスモデルに感動することがあります。

ただ、知財は専門用語は難しいですし、手続きも煩雑なので、せっかく知財で保護できる「発明」や「ブランド」が生み出されても、「ややこしいし、面倒くさそうだからいいや」と知財の世界に入ってこないことがたくさんある。

ほとんどの場合、「発明」や「ブランド」を生み出すのは、知財業界以外の人なんですよね。なので知財の魅力を発明者やブランドオーナーに伝え、もっと上手く利用してもらいたい。

そのためには、 Toreru というサービスをやっているだけでは足りず、もっと広い視点で、「知財の魅力を情報発信するメディア」をやってみてはどうか・・。

 

そんな思いから Toreru Media を立ち上げました。

 

「知財を身近にする」というメディアビジョンを達成するためには、 Toreru の社内ライターだけでは広がりが足りません。そこで、ビジョンに共感してくれる方々にもお声がけし、ライターとして参画してもらっています。

 

サイトに掲載する記事ジャンルは、大きく3つ、①「お役立ち系」 ②「企画系」 ③「インタビュー系」に分かれます。

① お役立ち系記事のコンセプトは、「知財を知らない人にも、興味深く、わかりやすく」。
知財業界以外の方にも興味を持ってもらえるよう、ⅰ メリットが具体的にわかる、ⅱ専門用語をかみ砕く、ⅲ 具体例をできるだけ入れる、の3点を心がけています。

 

<お役立ち系記事、おすすめ例>

 

② 企画系記事は、「社会と知財の興味をつなぐ」がコンセプト。普段、世の中であまり「知財と関係する」と思われないようなテーマであっても、ライターの興味にしたがって掘り下げていくと、意外な関係性が浮き彫りになるような記事を目指しています。

 

<企画系記事、おすすめ例>

中には「川柳」「玉ねぎ」「お絵かき」といった、ライターの興味が暴走ぎみの記事もありますが、『知財を身近にする』道は1つではないと信じて、さまざまなテーマにチャレンジしています。

 

③最後のインタビュー系は、「知財の世界を広げる」をコンセプトに、さまざまな方にお話を聞いています。弁理士・知財部員のような知財業界の「中の人」だけでなく、「個人発明家を支援する」会社社長の方にお話をうかがうこともあります。

 

<インタビュー系記事、おすすめ例>

知財の面白い点は「立場が違えば、関わり方も異なる」こと。今後も、業界内にこだわらず、色々な方にお話を伺えればと思います。

2、2021年の重点テーマは「ブランディング」×「商標」!

このようにさまざまなジャンルに取り組んでいる Toreru Media ですが、2年目に向け、「年間の重点テーマを立ててみよう」ということになりました。

読まれやすいのはパイが大きい特許系?、企業にもっとインタビューしてはどう?、改正された意匠系もホットでは。。様々な意見が出たのですが、最終的に「ブランディング×商標」が重点テーマとなりました。

 

えっ、ブランディング×商標とかフツー・・と思われたかもしれません。

ただ、知財目線での商標トークと、ビジネス目線でのブランディングトークでは、実は大きなギャップがあると感じています。

<知財業界目線での商標トーク>

〇〇、▲▲というネーミングや、ロゴは商標登録することが可能です。商標は早い者勝ち。あなた自身のブランディングを成功させるため、商標をしっかり調査して、登録しておきましょう!うまく登録できた商標は、費用を払えば永続的に更新可能です。

<ビジネス目線でのブランディングトーク>

〇〇、▲▲というネーミングは、あなたのビジネスを他と差別化し、魅力を最大限引き出せるブランド名でしょうか。ネーミングやロゴが決まったら、他人にとられないように商標登録しておきましょう。ただ、登録した商標の価値をどこまで大きくできるかは、あなた自身が行うブランディング活動しだいです。

 

・・つまり、「知財業界目線」では、商標が登録できるか調査し、登録・更新サービスを提供しているだけで、「商標自体の価値をどう高めるか」という本質的な部分までは触れていないのです。

本当にビジネスユーザーが興味があるのは、「どのような商標を選択すれば、他人と差別化しやすく、ビジネス価値を高めやすいのか?」、「自分で選んだ商標を、どうブランディングすれば価値を高めていけるのか?」の2点ではないでしょうか。

もちろん、「そこまでは知財業界の仕事ではないよ」という考え方もあると思います。ただ、知財側が「ビジネス価値を高めやすいネーミングの選び方」や、「商標の価値を高めるブランディングの方法論」の知識を持ち、ビジネスサイドと一緒になって考えられるようになれば、もっと知財の世界が広がりそうです。

 

知財担当者は、「商標制度の専門家」であることだけに囚われなくても良い。せっかく登録まで導いた商標であれば、その『活用』まで一緒に取り組んでも良いのでは?

 

そこで2021年、Toreru Mediaは「商標×ブランディング」記事に力を入れていきます!

具体的には、「有名企業のネーミング術」や、「実際にマイブランドを立ち上げた方による商標登録の体験記」、さらに「Toreru自身がどのようにブランディングに取り組んでいるか」というような記事を、隔月程度でシリーズ掲載していく予定です。

非常に大きなテーマであり、一年で終わらないかもしれませんが、「知財の可能性」を広げるチャレンジとして取り組みますので、応援頂ければ嬉しいです。

 

3、ゲスト投稿もお待ちしています

最後に「ゲスト投稿枠」のご紹介です。 Toreru Media は「知財の価値をみんなで広げていくメディア」でありたいと考えています。

いわば Toreru Media のウェブサイトが『寄席』になり、さまざまな方が「知財を身近にする」を共通テーマにした、独自性がある記事を寄せていく。

ご自身のブログや、ウェブサイトですでに情報発信されている方も多いと思いますが、「書く場所」やテーマが異なれば、読み手も変わるもの。新たな出会い・発見があるかもしれません。

題材は「商標」に限らず、「知財を身近にする」というメディアビジョンにあえばOKです。

我々からも「この方の記事を読んでみたい!」という方には積極的にお声がけさせていただきますので、その時はぜひ出演(ご寄稿)を検討いただければありがたいです。

<ゲスト投稿のご参考>

ゲスト投稿にご興味がある方のご連絡フォームはこちら

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2020年は激動の年でしたが、その分、新たな出会いや発見もありました。2020年に誕生した Toreru Media ですが、さまざまな企画を通じ、さらに多くの方とつながっていければと思いますので、よろしくお願いいたします。

※ Toreru Media は「週1定期更新」で2021年、運営いたします。TOPページをブックマーク頂ければ幸いです!

※ 本記事は、「知財系ライトニングトーク #11 拡張オンライン版 2021 冬」に合わせてアップデートしたものです。

 

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