CATEGORY

ブランディング

なぜ『岩下の新生姜』は、類似品にブチ切れたのか? ~お取り寄せ商標ブランド徹底調査(2)

「模倣品は、有名税」、そんな言葉があります。 売れない商品を真似する人などおらず、模倣品が出るのはある意味、ステータス。 ユーザーは本物が分かるから、どーんと構えていれば模倣品は消滅する。対策してもどうせいたちごっこだし、相手にするだけ無駄・・・そんな気持ちが込められているのでしょう。 一方で、模倣に対して断固たる姿勢で臨む経営者もあります。 本田宗一郎は、社内報で「たった3台でも特許侵害は許さな...

ダジャレも商標登録?ネーミング大賞から学ぶ製品名・サービス名の考え方

日刊工業新聞 HP より(リンク)   この記事では、日刊工業新聞社による「2019年度 第30回読者が選ぶネーミング大賞」から、優れたネーミングについて探っていきます。なんと、当該ネーミング大賞を14年連続で受賞している会社があることも分かりました。 2019年度・第30回 読者が選ぶ「ネーミング大賞」と商標登録出願状況  以下表は、各賞を受賞したネーミングとその商標登録出願の情報を纏めたもので...

ビジネスの「意味」が変わるとき、考えるべき商標のこと

 COVID-19の登場により、我々人類は ”ニューノーマル” を目指した行動変容・意識変容が必要となりました。業界によっては従来通りのビジネスが成り立たず、別の観点で新たな価値提供を行う必要に迫られています。  本記事では、「既存企業がちょっと視点を変えて新たなビジネス展開を図る場合に、商標の観点で気を付けるべきこと」を紹介します。本記事においては、ちょっと視点を変えて新たなビジネスを展開するこ...

なぜ、ブランディングに商標登録が必要なのか深掘りしてみる

「商標登録はブランドを守るためのもの」 というのは、よく(特に知財業界では)言われるフレーズです。実際、商標登録制度の目的は、蓄積したビジネス上の信用=ブランドを守ることですので、これは事実です。 また、技術の進歩やグローバル化、市場の成熟などにより、「製品の機能が優れている」だけでは売れなくなり、感性的(情緒的)な価値や世界観などを伝え、共感してもらうブランディングの重要性が増してきています。 ...

”デザイン経営”企業 TOTO の知財ミックス事例 -デザイナーも特許出願?-

はじめに  令和2年度の「知財功労賞」経済産業大臣表彰(デザイン経営企業)として、株式会社TOTO(以下、TOTO)が表彰されました。  令和2年度「知財功労賞」について | 経済産業省  経済産業省・特許庁は、知的財産制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対し、「知財功労賞」として表彰を行っています。そして平成31年度より、”デザイン経営”を取り入れながら知的財産を有効活用して...

“デザイン経営“企業の商標出願動向 -株式会社スノーピーク-

はじめに  前回の記事では、「デザイン経営企業」として、平成31年度知財功労賞を受賞した株式会社良品計画における商標出願の動向について紹介しました。  Toreru Media / “デザイン経営”企業の商標出願動向 -株式会社良品計画-(2020.5.19)  今回は、同じく「デザイン経営企業」として平成31年度知財功労賞を受賞したもう1社、株式会社スノーピーク(以下、スノーピーク)における商標...

“デザイン経営”企業の商標出願動向 -株式会社良品計画-

1.はじめに  2018年5月、経済産業省・特許庁から 「“デザイン経営“ 宣言」 についての取りまとめがありました。 『「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことです。』...