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世界初!?知財エンタメ映画『知的財産村の財宝』公開までの軌跡~草野Pが全て語ります!

こんにちは。㈱パテントインベストメント代表取締役の草野大悟です。

知的財産の特性を活かした剣技を駆使する侍達の物語である知的財産剣®シリーズの第3弾『知的財産村の財宝~知的財産剣®VSダーマス海賊団~』が映画館でもうすぐ公開されます(2022年8月5日~14日@池袋HUMAXシネマズ)。

 

映画「知的財産村の財宝 ~知的財産剣VSダーマス海賊団~」 のチケット情報

知的財産を題材にした映画は少なくとも日本初(おそらく世界初)となりますが、今回は、映画制作に至った経緯、映画制作の過程、今後の可能性等について、全ての過程を知るプロデューサー(企画者、総責任者)の立場でご紹介します。

編集部からのお知らせ:

映画公開を記念し、Toreru Media編集部より読者の皆様を『知的財産村の財宝~知的財産剣®VSダーマス海賊団~』の観覧にご招待させていただきます。下記フォームからお申し込みください(先着10名様)

映画「知的財産村の財宝 ~知的財産剣VSダーマス海賊団~」公開記念 (10名様ご招待) 観覧申し込みフォーム

ゲスト紹介

草野 大悟さん

経歴として、まず上智大学物理学科・同大学院物理学領域を卒業後に富士ゼロックス㈱に入社しました。大学院時代に就活をするまでは知財のことを全く知りませんでしたが、当社からの知財採用の募集案内メールをきっかけに知ることになり、知財の道を歩むことになりました。

そして富士ゼロックス㈱での知財業務(主に特許業務)を経験した後に㈱パテントインベストメントを設立しました。現在は、知財コンサルティング、災害・遭難救助要請ドローン通信システムの開発、知財映画の製作を事業として行っています。

Twitterアカウント:Daigo Kusano(草野大悟) 8/5-14に池袋で映画上映します🎥 (@patentkusano) / Twitter

1. 本映画制作を企画した経緯

(1)YouTubeでの知財情報の発信

話は2018年の夏に遡りますが、知財の知見を発信することで知財の認知を促し、かつ知財を分かりやすく学んでいただくためにYouTubeを始めました。今では普通ですが、当時は知財のことをYouTubeで発信してる人はほとんどいなかったので、これはチャンスだと思いました。

業界外の方々と話をしていて、知財のことがあまりにも世の中で知られていないことを痛感したので、知財を知ってもらいたいと強く思っていました。また、自分の仕事を獲得するという目的ももちろんありました。

YouTubeを選んだ理由としては、まず、動画の場合は受け身で(情報が勝手に流れてくる形で)情報が入ってくるため、勉強のハードルが低いと考えました。また、YouTubeという多くの人に馴染みのあるプラットフォームだと動画を見てもらいやすいと思いました。当時はYouTuber自体がキャッチ―な存在でもありました。

しかし、YouTubeを始めたのはいいものの、最初の頃は全くといっていいほど伸びず、大苦戦しました。YouTubeを開始してから4ヶ月経ってもチャンネル登録者が15人しかいなかったぐらいです。当時はまだYouTubeに出る恥ずかしさもだいぶありました。

ただ、それでもめげずに続けていき、地道な営業や色んな改善・工夫をしていったところ、開始から1年以上経ってから伸び始め、徐々に軌道に乗りました。現在は、チャンネル登録者約3520人、総再生回数は約64万回となっています。

実は今回の映画の件と深く関わることですが、YouTubeの動画の編集は、今回の映画の監督(勇武さん)にずっと依頼してきました。

 

(2)知的財産剣シリーズの構想と第1作目・2作目の制作

YouTubeを始めてから2年半程経った2021年の初め頃に、勇武さんと一緒にドローンで模造刀を使った殺陣の動きを試し撮りしました。というのも、ドローンの実験や開発のためにドローンを持っていたのでどうせなら撮影に使ってみようという意図でした。

そうしたところ、思った以上に良い感じに撮ることができたので、殺陣とドローンと知財を組み合わせて何かコンテンツを作れないかと考えたところ、知的財産剣の構想を思い付きました。知的財産権の「権」を「剣」に変えた形です。

そして、まずは特許と商標に絡めた剣の技やストーリーを考え、台本を作ってみました。それを監督に見せたところ、面白いと言ってくれたので、実際に映像を作ることにしました。監督は元々はアクション俳優で映画の主演を務めた経験もあるので、その業界の繋がりで役者の方を呼んでいただきました。

この作品の撮影で初めてプロの役者の方の演技を間近で見ることができてすごく感動したのを覚えています。また、自分で台本を作り、それに基づいてセリフ、演技、アクションがちゃんとつき、映像を監督にうまく編集していただき、しっかりと形にすることができたので、自分自身でもかなりびっくりしました。

第1作目は『特許剣VS商標剣』というタイトルで、2021年の春にYouTubeで公開しました。特許剣流の剣士と商標剣流の剣士がお互いにライバル関係で、特許や商標の技を駆使して戦うというものです。

そうしたところ、面白い、凄い、斬新といった反響を多くいただきました。そのため、すぐに第2作目も作ろうという話になり、同じ年の夏に『意匠剣&著作剣VSパクリ―マン』を制作しました。意匠剣流の剣士と著作剣流の剣士が2人で協力して悪者のパクリ―マンを倒すというものです。中華街のかなり大きなお店を貸し切って撮影させていただきました。

 

また、「知的財産剣」というネーミングは、商標登録を受けています。コンセプトを考えたときから当然商標登録は前提で考えていたので、商標調査を行い知的財産剣について商標登録できる可能性が高いと確認をした上で、映像制作の企画を開始しました。

少し専門的な話になりますが、知的財産剣をどのような商品・サービス(指定商品・指定役務)に用いるかをしっかりと検討し、広範囲の商品・サービスに対して商標登録を受けました。

以下の画像は特許庁(INPIT)のデータベースに登録されている実際の登録商標です。映像・映画の制作はもとより、セミナーの企画、知識の教授、書籍の制作、グッズ等の小売り、放送、広告等、事業を広範囲に展開することを想定した指定商品・指定役務としています。

また、知的財産剣という短めの文字商標にすることでSNS等でハッシュタグを付けて拡散し易くすることにより、知名度・ブランド価値の向上を狙いました。実際にTwitter等で「#知的財産剣」をつけて投稿して下さる方が増えました。企画当初から商標戦略はかなり重要だと考えていました。

(3)第3作目の企画

上記のように2021年に知的財産剣の映像2作品を制作したわけですが、知財や弁理士の認知度をもっと広げるためには、よりインパクトの大きいことをすべきだと考えました。なので、第3作目ではもっと規模を拡大して撮影しようと考えました。

そのため、まずはTwitterで知財や弁理士の認知を広げることに関して、興味・関心がある方はどれぐらいいるか探ってみました。投稿した内容への反応を見たりしたところ、思った以上に反応が良かったため、これは実行する価値が大きいと思いました。

Twitterで特に大きな反応をしていただいた方にDMを送り、話をしたところ、ビジョンに共感いただき、協力いただけるということになりました。

そしてざっくりと第3作目のアイデアを考えて監督に伝えたところ、すぐに話に乗ってくれました。とはいえ、最初はそこまで大きくは考えておらず、第1作目・2作目と同様にYouTubeのみでの公開を考えていました。しかし、徐々に話が膨らんでいって映画化しようということになりました。

ただ、私は映画制作に関する知見はほぼ全くなく、現場も知らなかったのですが、監督の経験を頼りに何とかなるだろうと思いました。また、第1作目と第2作目で少しは撮影の感覚を掴めた感じはあったので、たぶん大丈夫だろうという軽い感じで考えていました(笑)。

そうして、大規模に企画を実行するために出演者や支援者をたくさん集めて「知財&弁理士の認知拡大・映画制作プロジェクト」として実行することにしました。

2. 脚本執筆

西伊豆のアクアヴィレッジという無人島風のキャンプ場を知的財産村という設定にし、そこに攻めてきた海賊が知的財産を奪おうとすることを阻止する為に、知的財産剣流の剣士達が戦うというストーリーを構想しました。

アクアヴィレッジには、以前監督や他の方々とキャンプをしに行ったことがあり、以下の写真はそのときにドローンで撮影したものです。

脚本の構想で重視したのは下記の点です。

・知財(特許、商標、意匠、著作権等)の内容がそれぞれ簡単に分かるようにする

→例えば、特許や商標がよく混同されるので、それらを区別して理解できるようにする。

・知財に関して重要なことが伝わるようにする

→例えば、知財は金銭的な価値があること、知的財産権を侵害してはいけないこと等を伝える。

・弁理士の存在を強調する

→弁理士が知財の専門家だという認知を高めるために、村長を弁理士という設定にし、見た目もそれに合う役者を抜擢した。

・知財のことを知らない人でも楽しめるようにする

→世の中で人気コンテンツの要素になっている剣、海賊、財宝、アクションといったものを取り入れ、エンタメ性を重視した。

・一般的に映画で重要な要素に加え、学び(教育)の要素を取り入れる

→笑いあり、涙あり、感動ありといった要素に加えて知財を学べるという教育要素を取り入れた。

上記の点を意識して2ヶ月ほどかけて脚本を執筆しました。

3. 仲間・支援者の巻き込み(役者、スポンサー、クラウドファンディング支援者、スタッフ等)

これが一番重要なところだと考えています。どれだけの人を巻き込むか、どのような人を巻き込むかといったことが非常に重要だと思っていました。当初からなるべく多くの方を巻き込んで、みんなで作品を作っていくということを強く意識していきました。

(1)役者

まず役者ですが、一番早い段階で集めました。役者のほとんどは監督の知り合いの方で、監督が元々アクション俳優だからこそ集めることができました(僕では無理でした)。

役者は個性溢れる色んな方々がいて、プロ役者もいればそうでない方もいたりします。例えば、海賊船長役を務める児玉健さんは、普段けん玉パフォーマンスや人狼ゲームのスペースの運営をしている方なので、プロの役者ではないですが、エンタメ関係には非常に長けている方です。

また、役者の中で唯一私の元々の知り合いだった河合ゆうすけさんは、政治家、経営者、お笑い芸人といった顔を持っており、役者とは違いますがものすごく面白い方です。他にも多彩な役者の方々がいますが、今回のような豪華なメンバーが揃ったのは本当に良かったです。

(2)スポンサー

役者がある程度揃った段階で、次にスポンサーを募集しました。当初はクラウドファンディングのみを考えていましたが、知財業界の弁理士の方数人に相談したところ、スポンサーを集めるのがいいのではないかとアドバイスをいただきました。

そうして、企画書を作り、お世話になっている知財関係者や経営者の方に一人ずつ話し、意見をいただきながらスポンサーになっていただきました。

最初は恐る恐る話をしたのですが、思った以上に皆様の反応が良くて、本当に快く受け入れて下さり、本当に感謝しています。

スポンサーの方がある程度集まった段階でこの企画はいけるという自信を持つことができ、次にYouTube等で更にスポンサーの募集を行いました。下記の画像はスポンサー募集のための説明資料の一部です。

 

スポンサープランを複数のランクに分けて、それぞれのメリットを提示しました。例えば、お名前を映画のエンドロールやYouTube概要欄、パンフレット等に載せたり、スポンサーの方の商品やロゴ等を映画中に登場させたりするといった形です。

結果的にスポンサーは21名集まりました(弁理士、弁護士、経営者、個人の方等)。これにより地盤が大きく固まりました。しかも1枠限定のプラチナスポンサーの契約(100万円)も獲得できました。

今回のプロジェクトでは、スポンサーの方々には資金面に加えて、たくさんのアイデアやプロモーションの機会をいただいたりして、ものすごく助けられています。スポンサーの方々がいなかったら成り立っていないプロジェクトです。

(3)クラウドファンディング支援者

スポンサー募集の次は、クラウドファンディングを行いました。結果としては、150万円の目標金額に対して約220万円が集まったという結果でした。達成率は147%です。

クラウドファンディングは、かなり頑張ったのですが色々と大変でした。まずリターンの設計についてですが、クラウドファンディングの本を読んで勉強したり、クラファン王とも呼べるキングコングの西野さんのリターン設計を参考にしたりしました。

また、今回はうぶごえというクラウドファンディングのプラットフォームを利用しましたが、担当者の方とかなりやり取りを重ねて内容や価格をだいぶ調整しました。

リターンは、500円のものから30万円のものを用意しました。お気持ち支援、オンライン上映会、映画の台本、エンドクレジット、撮影現場に参加できる権利、模造刀といったものです。ちなみに30万円の模造刀コースは売れませんでした。

 

クラウドファンディングは、初速がとても重要で、初日にどれだけの金額を集められるかが一つの鍵になります。最低でも、目標金額の20%は初日で必要だといわれています。

そのため、クラウドファンディングのページが公開される前から色々と情報発信をしたり、知り合いに声をかけたりといったことをしました。また、役者の方々に一人ずつ、合計8名にインタビューをしてクラウドファンディングページが公開されるちょっと前のタイミングでYouTubeで順番に公開しました。

 

続いて、クラウドファンディングを開始した日に監督と、監督が運営するジムのメンバーと一緒にライブ配信を行いました。ライブ配信では、支援状況を実況したり、視聴者からの質問に答えたり、ちょっとした寸劇(ナンパをして返り討ちに合う等)をしたりしました。

 

事前の準備やライブ配信の効果もあって、初日で目標金額の80%(120万円)を達成できました。初日の勢いがあったおかげでその後も継続的にご支援を得ることができました。

クラウドファンディング期間中はSNSでの情報発信にかなり力を入れたのですが、特に拡散力が高いTwitterに力を入れました。知的財産剣の公式アカウントを作ったりもして。毎日ひたすら情報発信をしました。

 

更には、クラウドファンディング用のチラシを作って、周りの人に渡したり、お店に貼っていただいたり、お店に置いていただいたりしました。

 

クラウドファンディングはかなり神経を使いましたが、プロジェクトを盛り上げるために相当重要だったのでかなり頑張りました。資金調達だけではなく、プロジェクトの認知の促進や盛り上げるという意味合いも大きかったです。

ご協力やご支援をいただいた方には本当に感謝しています。

(4)スタッフ

資金が集まるにつれて予算が増えたので、スタッフを増強することにしました。プロのカメラマン、音響、メイクの方にも加わっていただきました。カメラはかなり本格的なもので、性能が凄かったです。金額を聞きましたが、びっくりしました。

音響も相当高性能で、音をすごい精度で拾える機器でした。映画における音の重要性を理解できました。また、私も一応役があり、出演してメイクもしていただいたのですが、最初はメイクだと理解されず、顔色が悪いと思われていたぐらいです。

このようなプロの方が揃い、かつ他にもスタッフの方が揃ったことにより本格的な映画撮影になりました。

4. 映画撮影までのリハーサル

撮影の3ヶ月程前から、まずは一部のメンバー(主に私、監督、監督のジムのメンバー)を中心に各アクションシーンを作っていき、それを動画に撮って役者陣に共有しました。役者が最初からスムーズにリハーサルに入れるようにしたり、モチベーションを上げるといった意味合いです。

後半から全役者陣を交えて本格的にリハーサルを行いました。色んなスタジオを借りて、何十回とリハーサルを行いました。

 

5. 撮影現場での苦悩と克服

いよいよ撮影の話となります。まず、撮影当日の前日に前乗りして撮影現場の近くのホテルに泊まりました。役者、スタッフ総勢20名でレンタカーのハイエース2台と一般車1台で移動しました。時間を有効活用するためや、誰かが寝坊して遅刻するという最悪の事態を防ぐためです。

そして、満を持して撮影当日を迎えたつもりだったのですが、前日の時点での天気予報は晴れ予報だったにも関わらず、直前で天気予報が変わり撮影初日に強い雨が降り午前中はほぼ撮影ができない事態となりました。しばらくテントで待機することになりました。

雨が降っている時は全て終わったんじゃないかという絶望感に襲われました。走馬灯のように、それまで映画の準備をしてきた時の記憶が蘇ってきたのを覚えています。

それでもその後は何とか天気が回復し、昼前ぐらいから撮影を開始しました。ただ、事前に細かく決めていたスケジュールを大幅に変更せざるを得なくなりました。撮影の順番を変えたり、一部のシーンをカットしたりといった具合です。下記の画像は撮影の様子になります。

 

また、当日体調不良で来れなくなったスタッフがいたこともあり、人員が十分ではなく、とにかくドタバタで、細かいところに目を配ることができないことも多かったです。私はとにかく手が空いているときは雑用みたいなことをやったりして、動き回っていました。

撮影の途中も雨が降ったり止んだりで一瞬も気を抜けない状態でした。それでも何とか軌道修正を行い、必要なシーンを撮り終えることができました。

ちなみにですが、2日目の撮影を終えた直後にもの凄い激しい雨が降ってきました。あと数十分雨が降るのが早かったら撮影を終わらせることが出来ませんでした。本当に運が良かったと思いました。

撮影を振り返ると、私はプロデューサーなのにそもそも映画撮影の現場経験がなく、色んなトラブルや反省点もありましたが、結果として役者、スタッフ、エキストラの方々の多大なご協力のおかげで予想以上の良い映像を撮ることができました。

スポンサーの方やエキストラの方にも料理等を手伝っていただき本当に助かりました。関係者の皆様には本当に感謝しています。

私は、プロデューサーであり、プロジェクトの責任者でもあったので、絶対に失敗できないという大きなプレッシャーが正直ありました。撮影中は気が気じゃなかったのですが、今回の撮影は私にとって本当に貴重な経験でしたし、凄まじく濃い2日間でした。撮影が終わってからもしばらく余韻が残り、1週間ぐらい撮影現場での映像が脳裏に勝手に浮かんでくる状態が続きました。

ただの脇役とはいえ、自分自身も海賊役として出演し、セリフもあったので、少しは役者の方の気持ちが分かりました。役者の仕事はすごくやりがいが大きくて面白いものだということが分かりました。

6. 撮影後の経過と今後の可能性

大変だった撮影を無事に終えた後も全く休みなしに活動を続けてきました。

(1)INTAでのPR活動

5月の上旬には、プラチナスポンサーの弁理士 舛谷先生のお力を借りて、米国ワシントンで開催されたINTA(国際商標協会)のイベントにてブース出展を行い、ポスター・パンフレットの展示をしたり、映画のPR動画を流したりしました。これにより、海外スポンサーの契約の話が進みました。

 

(2)ベトナムでの可能性の模索

5月下旬には、ベトナム政府主催のイベントに参加をしてブース出展をしたり、政府の方に向けた知財の提案を行ったりしました。これにより、ベトナム展開の話が一気に進み、2022年後半~2023年に大きく動いていくことになりました。

まずは今回の映画を2022年の10月か11月頃にベトナムの映画館で上映する予定です。

 

(3)日本での映画上映

また、何といっても日本での映画上映ですが、8月5日~8月14日に東京の池袋HUMAXシネマズという映画館で上映を行うことになりました。6月より以下のチケットぴあのサイトでチケットの販売を開始しています。

映画「知的財産村の財宝 ~知的財産剣VSダーマス海賊団~」 のチケット情報

映画の予告動画はYouTube上で公開しています。

以下の画像は、映画のチラシになります。

 

 

(4)様々な発展の可能性

様々な機関、企業、大学、有識者等からお声掛けをいただいたり、講演・プレゼンの機会をいただくようになりました。知財の普及・啓蒙や教育に大きく役立つという評価をいただけるようになりました。本当に嬉しいです。

これだけ多くの方に活動を評価していただけているので、大きな自信を持つことができました。より多くの方々に映画を観ていただきたいです。

 

(5)次回作の構想

本作のPRと同時に実は次回作の構想も進めています。次回作は桁違いの規模で行う予定です。次回作の企画を同時並行で進めることで本作にも大きくプラスになると考えています。

公開できるタイミングになったら公開します。

 

7. 最後に

以上、映画『知的財産村の財宝~知的財産剣®VSダーマス海賊団~』の制作ストーリーと今後の可能性についてご紹介しました。私は大学院2年生の就活時(23歳)まで知財のことを全く知らなかったですが、知ってからはどんどんのめり込んでいきました。それだけ知財が重要で面白い分野だと実感しています。

そのため、今回の映画を通じて多くの方に知財のことを知っていただき、重要性や面白さを何となくでも理解していただけたら嬉しいです。更には知財業界や世の中の発展にも大きく貢献したいです。

本作だけでなく次回作以降も含めて、知財に関係する様々な取組・事業を行っていきますので、発信する情報をご覧いただけると嬉しいです。

それでは以上となります。本記事をお読みいただきありがとうございました!!

 

<映画ご招待のお知らせ>

映画公開を記念し、Toreru Media編集部より読者の皆様に『知的財産村の財宝~知的財産剣®VSダーマス海賊団~』の観覧にご招待させていただきます。

※ 会場は池袋HUMAXシネマズとなります。先着10名となりますので、お早目にお申し込みください。

※ お申し込みの際は、下記のフォームより観覧希望日時をご指定お願いします(指定日のみ入場可能です)。ご招待者にはメールで入場方法をご連絡させていただきます。

映画「知的財産村の財宝 ~知的財産剣VSダーマス海賊団~」公開記念 (10名様ご招待) 観覧申し込みフォーム

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