「知財を身近にするメディア」をキャッチフレーズに、2020年5月よりスタートした Toreru Media 。皆様の応援で、4周年を迎えることができました!記事を読んでくださっている皆様に改めて感謝いたします。
本記事では、2024年のおススメ記事の総まとめと、2025年の展望を紹介します。
最後にゲスト原稿募集の告知もありますので、合わせてご参照ください。
目次
1、編集部が選ぶ、2024年おススメ記事 10選!
Toreru Media では商標・特許・著作権など知財に関するさまざまなカテゴリで、毎週火曜日に記事を公開しています。
今回は2024年内の公開記事から編集部のおススメを、10本ピックアップしてご紹介します。
<特許テーマの記事 4本>
①はじめて特許を取ろうと思ったときに知っておくべきポイント5選 | Toreru Media
特許を初めて取得しようと考えている方を対象に、特許取得にあたって知っておくべき基本的なポイントを5つに絞って解説しています。特許が取れる「発明」の具体例や、出願公開制度、かかる費用など、基本情報をまとめていますので、特許制度について発明者の方に説明する際にも使える記事になっています。
②特許が認められる条件とは?~新規性と進歩性がポイント | Toreru Media
①の記事で特許制度の概要をつかんだ後はこちら。特許を受けるためにもっとも重要となる「新規性」、「進歩性」の要件について、分かりやすく解説しています。どのような発明なら特許を受けられるか、イメージをつかむのに最適です。
③PayPayはなぜ「スマホ決済」の王者になった? ~圧倒的No.1を支える機能&知財を探る | Toreru Media
強い特許を取得するためには、制度を理解するだけでなく、どのような特許がビジネスで有効かの実例を理解しておく必要があります。本記事では、身近な決済サービスであるPayPayを題材に、実際の機能に対応した特許をいくつも紹介しています。手元のPayPayアプリと比べながら、特許の内容を見ていくと、より深く理解することができます。
④「ゆるキャン△」で活躍したキャンプ用品の特許を見てみよう | Toreru Media
アニメ化もされた人気コミック「ゆるキャン△」の作中に登場した、キャンプ用品の特許を調べていく本記事。こちらも身近な特許の具体例を、楽しく学ぶことができます。
Toreru Mediaでは、初心者でもわかりやすい「制度解説」記事と、身近な「知財の実例」記事をいくつも掲載していますので、気になった記事からチェックしてみてください!
<商標テーマの記事 3本>
⑤芸名・ペンネーム・アーティスト名の商標登録の注意点 | Toreru Media
芸能人やアーティストが自身の名前や芸名を商標登録することは良く見られますが、一方で登録が認められなかったというケースも散見されます。そこでこの記事では、芸名・ペンネームなどの商標登録に関わる法律上の規定や注意点を、わかりやすく解説しています。
⑥フリマ出品での「ハッシュタグ」使用は、商標権侵害になる?~最近の裁判例を弁護士が解説します | Toreru Media
「#美品」「#Tシャツ」のようなハッシュタグはSNSだけでなく、メルカリなどフリマ出品でも活用されています。ただ使い方によっては商標権侵害になる場合もあります。本記事では「ハッシュタグと商標権」の裁判例を紹介しつつ、侵害とならないためのポイントを解説します。
⑦生成AIは知財業務にどんな影響を与えるのか?~商標業務への活用例も踏まえて | Toreru Media
近年急速な進化を遂げている生成AI。ただ、知財の実業務にどう活用すればよいかは、まだまだ答えが出ていない分野でもあります。この記事では商標調査の区分ヒアリングの自動化や、ウィーン分類の特定など、実際に Toreru で生成AIを活用している具体例や、指示のコツについて紹介しています。皆様のAI活用のヒントになれば幸いです。
<著作権テーマの記事 2本>
⑧【写真×著作権】ネット上の写真はどこまで無断使用できる?~裁判例をもとに弁護士が解説! | Toreru Media
インターネットに誰でも手軽に写真を投稿できる時代。写真と著作権の関係についてもきちんと理解しておきたいところです。 この記事では写真の著作権に関する基本的な考え方や、他人の写真の無断利用に伴う具体的なリスクについて、裁判例を交えつつ解説していきます。
⑨「ポケモン」VS「パルワールド」キャラの著作権の類似性を検証してみた~裁判所のルールでは侵害?非侵害? | Toreru Media
2024年9月、任天堂&ポケモン社がポケットペア社が開発した「パルワールド」に対し、特許権侵害で提訴したというニュースが話題となりました。ゲームの公開後からポケモンキャラクターとの類似性がネットで指摘されていたパルワールドですが、法律的な視点で本当に類似といえるのか?、キャラクターを実際に対比させて検証しています。
<最後に・・世界の知財記事 1本>
⑩『桃鉄ワールド』で巡る、世界のおもしろ知的財産権~地球は知財であふれてる!? | Toreru Media
ここまで紹介した9本の記事は主に日本の知的財産権を紹介する内容でしたが、実は知財は世界中に広がっています。本記事では、「桃太郎電鉄ワールド」を旅の入口に、アメリカ・フランス・シンガポールなど、世界各国の興味深い知財を紹介しています。
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以上、2024年公開記事から、10本をピックアップしました。バラエティ豊かな記事たち、ぜひ読んでみてください!
2、2025年は、「スタートアップ&知財」を探求します!
そして2025年の展望です。
Toreru Media の運営主体である 弁理士法人Toreru では「知財の価値を最大化させる」をミッションに、「Toreru 商標登録」や、「Toreru 商標検索」、「Toreru 商標売買」などさまざまなサービスを開発・提供しています。
2024年12月には、特許出願の世界でも「安心」と「カンタン」を両立させる新サービス「Toreru 特許」をリリースしました。
このような積極的なサービス開発の背景には、Toreru 自身がスタートアップマインドを持ち、現状に甘んじず、テクノロジーを駆使して知財の世界をより良く・楽しくしていきたいという思いがあります。Toreru のサービス自体もスタートアップ企業の方々に多く使っていただいており、「同志」としてのシンパシーがありました。
もともと Toreru Media でも「スタートアップと知財」テーマでの記事をいくつか掲載しておりましたが、2025年はより一歩進んだ新企画として、「suiP~スタートアップ知財コミュニティ~」とコラボし、スタートアップ目線での記事を連載していきます。
執筆はsuiPメンバーの方々が担当する予定で、我々編集部もどんな記事が出来上がるか、ワクワクしております。第1回は春頃に掲載、楽しみにお待ちください!
3、ゲスト投稿もお待ちしています
最後に「ゲスト投稿枠」のご紹介です。 Toreru Media は「知財の価値をみんなで広げていくメディア」でありたいと考えています。
いわば Toreru Media のウェブサイトが『寄席』になり、さまざまな方が「知財を身近にする」を共通テーマにした、独自性がある記事を寄せていく。
ご自身のブログや、ウェブサイトですでに情報発信されている方も多いと思いますが、「書く場所」やテーマが異なれば、読み手も変わるもの。新たな出会い・発見があるかもしれません。
題材は「商標」に限らず、「知財を身近にする」というメディアビジョンにあえばOKです。
我々からも「この方の記事を読んでみたい!」という方には積極的にお声がけさせていただきますので、その時はぜひ出演(ご寄稿)を検討いただければありがたいです。
<ゲスト投稿の応募は下記リンクより>
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Toreru Media は2025年も「ほぼ毎週火曜日朝更新」で運営いたします。
火曜日の朝になったら何か新しい記事出てないかな?と覗きに来ていただければ嬉しいです。
引き続き、知財の面白さ・奥深さを追求していきますので、よろしくお願い致します!