- 2024年4月23日
なぜ日清製粉は小麦粉に「フラワー」を商標登録できたのか?~ちざ散歩Vol.06
商品「小麦粉」について商標「フラワー」。一見、普通名称?と思われる本商標ですが、実は12年もの戦いを経て商標登録されています。本記事は特許庁に保管された紙包袋を紐解き、「フラワー」商標の登録の謎に迫ります。
商品「小麦粉」について商標「フラワー」。一見、普通名称?と思われる本商標ですが、実は12年もの戦いを経て商標登録されています。本記事は特許庁に保管された紙包袋を紐解き、「フラワー」商標の登録の謎に迫ります。
都市開発とは栄枯盛衰。施設のブランドを守るために登録されていた商標も、再開発と共に放棄され、消滅していきます。そんな「放棄商標施設」に注目し、西武鉄道に乗って今どうなっているを巡る、知財の小旅行に出発します。
唐揚げの聖地といえば、中津市。『中津からあげ』が全国区になるまでは紆余曲折、また一般的な「地方ブランド」にはない工夫がありました。本記事では『中津からあげ』を実食しながら、そのブランド力の秘密に迫ります。
特許・商標・意匠の登録情報をインターネットで閲覧できるJ-PlatPatは便利ですが、残念ながら1900年代の古い書類は電子化されていません。これらの書類は特許庁の窓口に行き、閲覧請求する必要がありますが、初めてでは敷居が高いもの。本記事では実際に特許庁で閲覧・複写請求する手順を写真入りで紹介します。
2022年11月の登場後、急激な進化を遂げるChatGPT。米国司法試験では、GPT-4が受験者上位10%のスコアを叩き出しました。日本でも、生成AIのアドバイスは、弁理士の能力をすでに超えているのでしょうか?本記事ではAIと弁理士が3つのお題で対決し、勝敗を競います。
ラーメンのあれこれを、商標を切り口に巡る「ラーメン商標記」シリーズ。第2回は日本全国にラーメンが広がるブームの火付け役になったという「浅草 来々軒」のルーツや味、そして当時の周知性に迫ります。
弁理士を目指すものは誰もが通るだろう超有名商標判例、マグアンプ事件。ただ、事件名のキャッチーさと「故なく剥奪抹消」「中途で抹殺」といった裁判所の強い言葉は覚えていても、実際にマグァンプで野菜を育てた知財マンは少ないはず。本記事ではマグァンプ農法にチャレンジしつつ、判例で示された小分け禁止の是非について体当たりで考察します。
日本人の国民食でも、人気No.1といわれるラーメン。その発展の歴史では、意外にも知財との繋がりが深いです。 ラーメンと商標の関わりについて掘り下げていく連載企画、1杯目は「現存する、日本最古のラーメン商標」から探ります。
知財で悩ましいのは 「知的財産の存在意義を、どうやって分かりやすく専門外の人に伝えるか?」 ということ。法律論や中小概念だけつらつら話しても、心は離れてしまいます。本記事では「知財を学べる」ボードゲーム3点を実際にプレイし、その内容や効果、特徴を探ってみます。
全国のリアル書店は2000年から2020年にかけて、約半分に減少しました。データによれば毎年約400店舗ずつ減り続けています。最大のライバルはAmazonでしょうが、書店離れを食い止める策はあるのでしょうか。本記事では商標登録も参照しつつ、実店舗を訪れながらさまざまな各書店の工夫を見ていきます。