- 2023年12月5日
特許庁で、電子化されていない書類を閲覧請求・複写してみた~ちざ散歩Vol.04
特許・商標・意匠の登録情報をインターネットで閲覧できるJ-PlatPatは便利ですが、残念ながら1900年代の古い書類は電子化されていません。これらの書類は特許庁の窓口に行き、閲覧請求する必要がありますが、初めてでは敷居が高いもの。本記事では実際に特許庁で閲覧・複写請求する手順を写真入りで紹介します。
特許・商標・意匠の登録情報をインターネットで閲覧できるJ-PlatPatは便利ですが、残念ながら1900年代の古い書類は電子化されていません。これらの書類は特許庁の窓口に行き、閲覧請求する必要がありますが、初めてでは敷居が高いもの。本記事では実際に特許庁で閲覧・複写請求する手順を写真入りで紹介します。
ラーメンのあれこれを、商標を切り口に巡る「ラーメン商標記」シリーズ。第2回は日本全国にラーメンが広がるブームの火付け役になったという「浅草 来々軒」のルーツや味、そして当時の周知性に迫ります。
弁理士を目指すものは誰もが通るだろう超有名商標判例、マグアンプ事件。ただ、事件名のキャッチーさと「故なく剥奪抹消」「中途で抹殺」といった裁判所の強い言葉は覚えていても、実際にマグァンプで野菜を育てた知財マンは少ないはず。本記事ではマグァンプ農法にチャレンジしつつ、判例で示された小分け禁止の是非について体当たりで考察します。
日本人の国民食でも、人気No.1といわれるラーメン。その発展の歴史では、意外にも知財との繋がりが深いです。 ラーメンと商標の関わりについて掘り下げていく連載企画、1杯目は「現存する、日本最古のラーメン商標」から探ります。
知財で悩ましいのは 「知的財産の存在意義を、どうやって分かりやすく専門外の人に伝えるか?」 ということ。法律論や中小概念だけつらつら話しても、心は離れてしまいます。本記事では「知財を学べる」ボードゲーム3点を実際にプレイし、その内容や効果、特徴を探ってみます。
全国のリアル書店は2000年から2020年にかけて、約半分に減少しました。データによれば毎年約400店舗ずつ減り続けています。最大のライバルはAmazonでしょうが、書店離れを食い止める策はあるのでしょうか。本記事では商標登録も参照しつつ、実店舗を訪れながらさまざまな各書店の工夫を見ていきます。
「シウマイ」といえば、そう、崎陽軒。ただ、実は崎陽軒は「シウマイ」という文字商標を独占できていません。独占できない言葉をどうやってブランディングするのか。またその影響は?横浜中華街、さらに鹿沼市を訪問しながら掘り下げます。
うちも知財テックを導入し、「知財DX」を進めよう!・・なんて言われても、どうしたら上手くいくか悩ましいところ。そこで本記事では2018年の事務所設立から自前の「知財実務システム」を活用されている特許業務法人IPXの奥村COOと、知財テックの導入・活用の実例について具体的に話を伺います。
シャチホコ、熱田神宮、ジブリパーク。名古屋に名所は数あれど、みんなの楽しみは「名古屋めし」。ただ、名古屋めしには商標登録されているメニューもあります。本記事では名古屋で「実食」しながら、メニューの商標登録の効果を特許庁の審決・判定も参考に読み解きます。
知財は「知財業界内」では完結せず、社会で活用されて役立つもの。しかし、知財と社会の間にはまだまだ壁があり、世に「休眠知財」も多数存在します。新しい知財活用の道筋について、専門家でなくても利用できるオープンなデータベース「知財図鑑」の荒井編集長と一緒に考察します。