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ブランド弁理士 土野 史隆
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ブランド弁理士 土野 史隆

Fumitaka Hijino | 株式会社アルバック知的財産部にて、企業目線からの知的財産保護に従事。その後、秀和特許事務所にて、商標・意匠分野のプロフェッショナルとして国内外のブランド保護をサポートする。2018年9月より株式会社Toreru/特許業務法人Toreru(https://toreru.jp)入社。現在は同社COO/パートナー弁理士として経営やブランディングに携わる。ブランド・マネージャー認定協会トレーナー。日本ブランド経営学会所属。

  • 2023年9月12日

商標意見書を書くときの弁理士の頭の中とは?~拒絶理由に対抗するフローを解剖

商標登録を成功に導くために必要となるのが意見書。この執筆作業の背後には、弁理士独特の考え方やアプローチが潜んでいます。同じ弁理士でも、意見書を書くフローやアプローチは少し異なると思いますが、今回の記事では、筆者が商標の意見書を書くときに特に気をつけているポイントをフローとして解説してみます。

  • 2023年8月8日

「商標」と「意匠」の違いは?法律ではなく本質的に理解しよう

「商標」と「意匠」はどう違うのか、自分はどちらの権利を取ればいいのかよくわからない、ということが多いようです。「商標」と「意匠」の違いについて解説する多くのサイトは、法律的な違いに焦点を当てておりよくわからない…という人もいるでしょう。この記事では、法律論よりも「本質的」な違いを初心者にもわかりやすく解説します。

  • 2023年6月27日

商標登録できないと言われたらどうする? ~商標調査でNGが出た後の本質的な対応策

商標調査をした結果「登録できない(リスクがある)」と弁理士に言われたら、どうすればいいのでしょうか?基本的な選択肢は次の2つ。すなわち、①そのまま出願を強行し審査でなんとか通るように頑張る か、②商標を変更する か。いったいどちらを採るべきなのでしょうか?

  • 2023年6月6日

商標登録で「勝てる」意見書、「負ける」意見書 ~登録の分かれ目は、これだ!

商標登録の世界では、特許庁の審査官に反論する意見書が登録の成否のカギを握ることがしばしばあります。 しかし、どうすれば勝てる意見書が書けるのでしょうか?このような問いには、実際に提出された意見書の実物を見て検証するのが一番です。今回は、公開されている意見書を調べ、その成否の分かれ目がどこにあるのかを解明してみます!

  • 2023年1月31日

拒絶理由対応は心理戦!?商標意見書で「反論」をしてはいけないワケ

特許庁から拒絶理由通知を受けてしまったとき、その判定を覆して商標登録を成功に導くためのカギとなるのは意見書です。その商標意見書において「これが最も大切なコツだな」と考えるに至ったことがあります。それは、商標意見書では「反論」をしてはいけないということです。意見書は反論書面であるはずなのに、一体なぜでしょうか?